高山飲み歩き、2軒目は樽平
1軒目に行った店は美味しかったけれど、ワタクシが地方飲みに求めるモノが少々不足していたので、2軒目はそれを補充すべく樽平へ
樽平は創業50余年の老舗酒場で、女将さんと、お母さんの大女将とで切り盛り
コチラは飛騨地方の郷土食も気取らず品揃えされているけれど、それ以外の居酒屋メニューもある
加えて大女将が秋田出身なので、秋田のお酒や、シーズンになったらきりたんぽ鍋も出す
佇まいは古い商家の雰囲気で、引戸をガラリと開けると右手にカウンター、左手に小上がり、奥にも座敷がある
この時世、カウンターにもアクリル板設置で味気ないけれど、仕方がない
お通しは人参の魚卵和え?とホタテとピーマンのヌタ
樽平のお通しは、しばらくは酒だけで粘れるくらいに戦闘力が高い
・・・さて注文、と言いつつも既に決まっている定番もある
樽平では先ずスジ煮込み、コレがスッキリ仕上げてあってクリアな出汁がたまらなくうまいのだよなぁ
普通は七味や一味をドバドバ入れるけど、樽平のスジ煮込みはそうして味を加えるのが勿体ないくらい
某DXな人がTVで絶賛したとの事で、一気に知名度は上がったけれど単に油揚げを味付けしたのを炙ったヤツで、簡単ながらめっぽう酒に合うのだ
まぁ飛騨地方の郷土食は基本的に味が濃いので大抵は酒に合うのですがね
で、大女将とボツボツとに話しして、追加で日本酒グラスお代わり
あと、おからのサラダも注文
いやしかし何と言うか、店の空気も料理も素朴ながら真っ当で、とにかく居心地が良い、そんな酒場
とても、良かった
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